Warhammer 40,000
戦火に包まれし銀河:コノールの宿命

ウォーハンマー40,000の世界

壱万年以上に亘って皇帝は地球に在り、〈黄金の玉座〉より動かず。皇帝こそは、神々が認めし〈人類の支配者〉にして、無尽蔵の軍団を従えし百万世界の征服者なり。なれど、皇帝は腐りゆく骸にしてその身は人知れず滅びゆき、今はただ〈技術の暗黒時代〉を経てなお受け継がれる古の技によりて保たれるのみ。〈腐屍の王〉となりける皇帝の身を保つがため、おのれの身命を捧ぐ者ら、日に一千を下らず。血は皇帝の御名がもとに啜られ、肉は皇帝の御名がもとに喰らわれん。人類の血と肉にこそ、〈帝国〉はその礎を得たり。このような時代において“生きる”とは何か。それは幾兆もの名も無き者どもの一人となることに他ならない。そしてそれは同時に、この上なく残虐にして血に塗れた、過酷な時代に身を投じることをも意味しているのだ。これは、かくも暗き時代の物語。
もし望むならば、そして真に勇敢であるならば……君は今日、この銀河に身を投じることもできる。恐怖に満ち、慰めも希望も死に絶えた、この苛酷なる銀河へと。それでもなお怯むことなく、冒険に赴かんとするならば、覚悟を決めるがいい。技術と科学の力など忘れよ。道徳や慈愛はすでに無力。進歩と調和の約束など、もはや絵空事でしかない。血に飢えし神々の笑い声がこだまするこの銀河に、安息は無い。あるものはただ、無限の闘争と殺戮、ただそれだけだ。
しかし、銀河は広大にして無辺である。何が起きるにせよ、君は必ずや、その当事者となるであろう。

終末はすぐそこまで迫っている。反逆者、ミュータント、異端者どもはこれまでにない数で襲い掛かって来ている。サイキックの呪いは、人類の集合無意識中に広がっている。〈歪み〉の遅るべきエネルギーは、現実宇宙の帳に凄まじい圧力で押し寄せ、避け得ぬ破滅へと日々刻々と近づいている…

〈人類の帝国〉に住むということは、暗黒時代の悪夢のただ中にあることと同義である。多くの名も無き民衆は、生き残りのための工場での血まみれの車輪を絶え間なく回転させ続けるための無限の燃料源でしかない。数十億の人間が、工場世界の炎に照らされた環境の中で永遠に働いており。その全ての世代は空を見ずに生き、そして死んでゆく。ハイブシティ(多層都市)は、想像を絶するほど広大な人口を誇る都市であり、そこに住む人々は打ち捨てられ、悲嘆と労苦に満ちた生活を送っている。巨大な戦闘艦の都市なみの階層構造の中での単純作業から、凍った小惑星鉱山の地底都市での危険な採掘作業まで、〈皇帝〉の領土での庶民の日々は共通して苦難に満ちている。そう。疲れ果て頭を垂れる者たちは、上空の暗闇の恐怖に顔を上げる事すらできない。

人類の指導者にとって、それは同じではない。彼らには知識と責務が重くのしかかっている。永い歴史のなかで〈帝国〉は幾度となく大きな危険に見舞われてきたが、滅亡には至ることがなかった。野蛮なオルクは、銀河の隅々まで蔓延り、その進撃路にあるすべてのものに悲惨な荒廃をもたらす。ネクロンの不死の軍団が墳墓惑星から蘇り、彼らの太古の帝国の上を占拠する害虫のごとき人間どもを駆除しようとしている。東部辺境宙域では高度な技術をもつタウ・エンパイアの脅威に直面している。外銀河の暗闇からは、ティラニッドのハイブフリート(生体艦隊)の侵略が迫り、世界のすべてを喰らい尽くそうとしている。しかし、これらのすべても、最も狡猾な〈混沌〉の脅威の前ではささやかなものでしかない。現実世界の薄布を切り裂き、邪悪な力を信奉する定命の者や、強力なディーモン達は、世界に混乱と破壊をもたらす。

〈皇帝〉の臣民たちは、この悪夢のような脅威に対して揺るぎない決意を持ち立ち向かう。 アストラ・ミリタルム(帝国防衛軍)とアデプトゥス・メカニカス(帝国技術局)は、スペースマリーン、アデプタ・ソロリタス(修道聖女会)、グレイナイトの精鋭戦士たちと駒を並べて戦う。〈帝国〉の隅々まで戦争に満ちているが、それを上回る悪しき呪いの予見を見出す者もいる。地平線の彼方より暗闇が現れると、彼らは警告する。スティギオンの津波が、刻一刻と人類すべてを凍った水で溺死させるかのように迫っているのだ。

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年表

人類の長き歴史に関する知識は、渦巻く闇に沈み、時代という名の地層に埋もれ、あるいは永劫の如き時の流れの中で失われてしまった。何人かの史録官たちは知識の探求を継続中だが、彼らの作業は暗黒の深淵を蝋燭の光で照らそうと試みるようなものだ。それゆえ、ここに収録された人類の歴史とは、あくまでも現時点で暫定的に整理され、理解されているものに過ぎないのである。

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銀河系

第41千年紀は、広大で暗く危険な場所で、多くの科学的に全く異質で、難解な未知の謎に覆われている。〈帝国〉の時代において、すべての技術と魔術に関する研究を見出すことに、テラのすべての筆記者が百年以上を費やしている。以下は、暗闇の中の蝋燭に照らされた、この恐ろしい時代のほんの一部だ…

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陣営を知ろう

銀河は腐敗した怪物や邪悪なエイリアンに満ちた敵対的な場所であり、〈帝国〉のみが人類の命運を握り、1万年以上に亘りその軍事力をもって敵に対抗してきた。それは戦争の時代であり、強きものと無慈悲なもののみが生存を許される。星々の中で生き残りのための終りなき戦争には、慈悲も安息も許しもない。

陣営を知ろう
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ギャザリング・ストーム

〈帝国〉は、混沌の勢力の侵略から、強大な軍隊とスペースマリーンの武勇によって守られてきた。しかしながら、ギャザリングストームは〈帝国〉の力を弱め、〈禍つ神々〉の軍団を止めることは不可能にも見える。ケイディアは崩壊、クラフトワールドは陥落し、ディーモンはあまたの世界を襲う。しかし、この暗き時代にも、〈帝国〉を救うため最後まで戦う者たちはいまだに尽きない。

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混沌の神々

コーン

血の神 – コーンは戦争と殺人の神であり、残忍さを司る。彼は無数に積み上げられた頭蓋骨の山に据えられた真鍮の玉座に鎮座する。虐殺のみが、かの神を満足させるのだ。

ティーンチ

変化をもたらすもの - ティーンチは魔術と変化の神であり、時空の流れを操る支配者である。彼は〈運命の紡ぎ手〉にして、宇宙の運命を操るものである。

ナーグル

偉大な腐敗の主 - ナーグルは、エントロピーと繁殖力の大元であり、疫病と腐敗の祝福をもたらすものである。彼は腐敗、浄化、再生のサイクルを司る。

スラーネッシュ

暗黒の皇太子 - 〈禍つ神々〉の中で最も若きスラーネッシュは神々しき美しさを湛えている。彼は全ての事柄に関する過剰行為を司る。〈暗黒の皇太子〉は退廃と堕落の権化である。