人類種族は滅亡の瀬戸際にある。異種族と異端が、帝国をあらゆる場所で脅かしているのだ。41千年紀の終局は終わりなき戦争の時代であり、歴史、道理、希望といったものは、去りゆく歳月の重みの下に塵と消えてゆく。啓蒙は迷信に取って変わられ、繰り言、機械的な暗記、盲目的な祈りによってのみ理解されるようになり果てた。あとに残るは、ただ戦いのみ。
銀河を二分する“大亀裂”の発生に先立ち、暗き予兆と重大な出来事の時代があった。予見者や神秘主義者が恐怖から発狂し、押し寄せる止めようのない悪夢について、希望の光を覆い隠す暗雲と嵐について喚き立てる。それは決死の英雄たちの時代、偉大なる勝利と苦々しい敗北の時代、万物が運命の歯車によって終わりなく巡ってゆく時代であった。
こうした惨禍のあとに、人類種族は八方を叛逆者、異端者、異種族の帝国などに取り囲まれ、存亡の危機に瀕している。オルクの侵攻、再覚醒したネクロン、拡張し続けるタウ帝国、さらに悪しき諸々の存在を前に、帝国の防衛者たちは限界を迎えようとしているのだ。このような闘争の大渦の中に、すでに撃退したと思われていた脅威が現れた。すなわち、ティラニッド群巣艦隊である。常に進化し続ける、飢えた大群。この生命体は、予想だにしないところから帝国に攻撃を仕掛けてきている。人類種族の戦士たちは、かの脅威を退けることができるだろうか? それとも、侵略者が聖なる地球それ自体への道を切り開いてしまうのだろうか?
The galaxy is a big place – learn where the key locations are, and start planning your conquest.
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