遠未来で相争う諸勢力を探ろう。きみが指揮することになるのは、どのような軍勢だろうか?
スペースマリーンが対応できぬ戦局は存在せず、いかなる危険にも怖気付くことはない。かれらは〈帝国〉が誇る精鋭突撃兵であり、極め付きの無慈悲さで電撃的に戦闘を繰り広げるその姿ゆえ、“死の天使”の異名をとる。
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ブラックテンプラー所属の全戦闘同胞が皇帝陛下の神性を信じており、浄化と復讐の誓いを立てている。慈悲や容赦などといったものはかれらにとって禁忌であり、あらゆる異端者、変異者、異能者、異種族、不信心者を躊躇いなく殲滅することこそ使命と捉えている。
ブラッドエンジェルは最も高貴にして名誉あるスペースマリーンであり、〈大征戦〉の時代にまで遡る歴史を通じて、揺るぎなき忠誠心と共に〈帝国〉に仕えてきた。かれらは罪なき者たちを守るという理想のためにたじろぐことなく努力を重ねているが、一方でその英雄的な名声は、恐るべき呪いを秘めたものでもある。各戦闘同胞はその呪いに抗うために日夜戦い、またそれを外部の目から隠してもいる。
〈帝国〉の堅固なる防衛者である、いかめしく陰鬱なダークエンジェルは、攻勢において苛烈、守勢において堅牢なる同胞団である。謎や伝説がかれらを取り巻いており、内部の多くの者たちに対してすら隠している恥ずべき秘密が存在する。
デスウォッチは特殊なスペースマリーンの集団であり、様々な戦団から抽出された歴戦の戦士たちがひとつの目的のために団結したものである。どこであろうと異種族が出現すればそれを狩ることがその使命であり、禁じられし技術や型破りな戦術を用いて皇帝陛下の領域を異種族の波から守護するのである。
現実の帷を破って悪魔が現れる時、あるいは〈歪み〉の力が邪悪な実体として顕現し、恐るべき憑依が起こる時、グレイナイトが打って出る。衛星タイタンより到来する、銀色の装甲に身を包んだサイキック能力を持つスペースマリーンであるかれらは無私にして存在を秘匿されし戦士たちであり、あらゆる危険を負いながら、人類種族を永劫の破滅に晒す脅威を食い止めている。
死滅惑星フェンリス出身の獰猛なる戦士であるスペースウルフは勇敢にして頑強、そして癒しがたき戦いへの渇望を抱いている。冬の暴風のごとき激しい気性を持つかれらは、〈帝国〉に歯向かうもの全てを雷撃のような憤怒と共に打ち倒す。
修道聖女会は揺るがざる信仰の戦士たちであり、神帝陛下と帝国国教会に対する比類なき献身を示しながら、唸る猛炎とチェーンブレイドをもって戦場より敵を一掃する。戦闘修道女たちは近距離射撃戦に秀でており、猛烈な斉射によって敵が薙ぎ倒される中、燃え盛るような讃歌が死にゆく者どもの叫びを圧して響き渡る。
皇帝近衛団は、皇帝が創造した最初にして最高の超人兵士たちである。各々が比類なき力と頑健性を備えた戦士であり、偉大なる将軍に匹敵する戦略家にして戦術家であり、その他あらゆる面において優れた存在なのだ。伝説を体現するほとんど不滅に近いかれらは、皇帝陛下と玉座の惑星たる地球を守るためならば、いかなる困難にも立ち向かう。
帝国技術局は何よりも知識を神聖視しており、失われし技術や古代遺物を獲得するためとあらば、終わりなき征戦を通じて血と油を流すことも厭わない。機械教団のサイボーグ軍団は、万機神に仕える不可思議な技術司祭たちが製造配備した、目を見張るほどの威力を持つ奇妙にして神秘的な武器を用いる。
帝国防衛軍は銀河規模で形作られた直截な暴力装置である。歩兵の大群と轟音をあげる戦闘車輌が、どちらも皇帝陛下の領域を守る生ける盾となり、敵を打ち倒す鉄槌となるのだ。この忠実なる軍勢は一万年の長きにわたり〈帝国〉に仕え、惑星ひとつのためにすら数え切れぬほどの人命を犠牲に捧げている。
かれらは〈帝国〉の堕ちし英雄であり、暗黒の神々が約束した力のために魂を売り渡した超戦士たちだ。ヘレティック・アスタルテス、あるいはケイオス・スペースマリーンとも呼ばれる。苦々しき憎悪と超常的なまでの血の渇望に駆り立てられ、〈恐怖の眼〉、〈大渦〉、〈大亀裂〉をはじめとするその他千もの拠点より、かつて守護を誓った領域を襲撃する。
デスガードは、疫病と絶望の渾沌神ナーグルの寵愛篤き大逆兵団である。〈帝国〉の諸惑星に“慈父”の邪悪なる感染を広めるべく身を捧げているこの陰鬱なるスペースマリーンたちは、疫病の媒介者であり、醜怪なまでの頑健性という祝福を与えられている。
サウザンドサンは、魔術と変化の渾沌神ティーンチに従う、狂える妖術師の大逆兵団である。超常の力を操るこのスペースマリーンたちは、歪んだ変異者や秘術的自動人形を引き連れ、〈帝国〉に破壊をもたらす複雑怪奇なる陰謀を遂行している。
血と憎悪の渾沌神コーンを讃える言葉を叫びながら、ワールドイーターは血肉にまみれたチェーンブレイドを敵に叩き込んでゆく。狂戦士と化したスペースマリーンからなるこの大逆兵団は殺戮以外の一切を忘れ、〈帝国〉で最も手強い筆頭戦士の髑髏を挙げるべく戦う。
〈帝国〉に敵対する存在の中で、禍つ神々の数限りなき歩兵戦力である渾沌の悪魔ほど邪悪かつ恐ろしいものはないだろう。〈歪み〉の深みより生み出されるこの超常的な軍勢は、定命の諸種族が抱く最も暗き悪夢や残酷なる欲求が形を成したものであり、現実そのものが崩壊するまで歩みを止めることはない。
かつて銀河に広がる帝国の支配者であったアエルダリは、今や往時の力のごく一部のみを残す分裂した種族となった。アシュルヤーニと呼ばれる者たちは、一万年にわたり“方舟”と呼ばれる航宙艦で星々の間を渡ってきた誇り高き流浪の民であり、サイキック能力を宿す知恵と驚くべき科学技術、息を飲むような技能によって生存のための戦いを続ける。
デュカーリは、アエルダリの殺戮者からなる嗜虐的な略奪文明であり、獲物の苦悶を糧とする。奴隷、略奪品、そして娯楽を常に求めてやまぬかれらは、危険に気付いておらぬ敵に対して電光石火の襲撃を仕掛け、本拠地であるコモラフへと消えてゆく。そこは歪んだ異界の都市であり、〈網辻〉空間の最も暗き片隅、現実世界の裏側に潜んでいる。
ティラニッドは銀河と銀河の間にある無の虚空を越え、この世界を侵略しにやってきた。その群巣艦隊は触手のごとく伸び、あらゆる星域星系へと這い寄ってくる。強大極まる群巣意識体の指令によって突き動かされる大群は、生ける殺戮機械の大波となって惑星から惑星へと押し寄せ、行く手に存在する生物資源をひとかけらも残さずたいらげる。
ティラニッドの感染により変異されし密かな崇拝者、ジーンスティーラー・カルトは、〈帝国〉当局の厳しい監視網を掻い潜り互いに集い合う。この狂信者たちは、全惑星を根本からじわじわと侵蝕し、謎に包まれた異種族の神々へ道を切り拓くことを企んでいる。狡猾な真の狂信者である彼らは、崩壊を求め、〈帝国〉を内側から蝕む目に見えぬ厄介者である。
ヴォータン諸連盟は、熟練の採鉱者、現実主義的な商人、頑健なる戦士であり、〈帝国〉では失われた先進的技術を保有している。諸連盟の構成員は、心身ともに強靭なクローンとして創造されしキンである。銀河中心核より打って出るかれらの軍勢は、資源を入手し負債を精算するためならば、あらゆる手段を用いる。
休眠の長き歳月の果てに、不死のアンドロイド軍団たるネクロンが銀河各地でよみがえっている。神秘的技術で武装し損傷をほぼ受け付けぬ生体金属の軍勢が、崩れつつある停滞墳墓から進軍する。古代の帝国を再興せんとする偏執に取り憑かれた君主たちの支配のもとで、ネクロンはかれらの冷たく恐るべき憤怒がいかようなものであったか、銀河に思い出させることだろう。
タフで野蛮、そしてあり得ないほどに数が多いオルクは、銀河で最も危険な種族のひとつであろう。徘徊する戦闘集団や巨大な群れは、〈帝国〉の黎明以前から人類種族を脅かし続けているのだ。オルクはいくさと破壊の中でこそ栄える種族であり、よい戦いを求めて銀河を彷徨っている。
活動的かつ自信に満ちた種族であるタウは、“大善大同”の哲学のもとに無数の種族が協力する強大な帝国を創り上げた。かつては小さかったかれらの文明は今や野火のごとく星々に広がり、先進的なバトルスーツや異種族の補助軍からなる軍事力が、その外交活動を支えている。必要とあれば、相手のやり方が間違っていることを力で示すことも辞さないのだ。
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